ヘルパンギーナって知ってますか?
ヘルパンギーナって知ってましたか?
私はこの単語を見て新しいデザートかなんやろなと思っていましたが、まったく違っていました。
知っている方もたくさんいるみたいですが、
夏かぜの代表的な疾患で、最近になって西日本では流行の兆しがあるみたいです。
夏かぜの代表的なものに手足口病があります。手足口病だったら知っている方もいると思いますので、比較して違いを知っておこうと思っています。
症状の違いは?
まず手足口病は熱が37~38°くらいで全身と口の中に水疱ができます。
ヘルパンギーナは39~40°の高熱で口の中のみ水疱ができます。
症状が非常に似ているため、医師であっても判断が難しいようです。
感染経路の違いは?
感染経路はほぼ両方の病気で同じになります。
飛沫感染、接触感染、糞口感染(糞便から排出されたウイルスにより口を通して感染すること)
により感染が拡大します。
予防法としてはこまめな手洗い、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおう(またはマスクをする)、
集団生活ではタオルの共用を避けるなどがあげられます。
感染期間の違いは?
こちらもほぼ手足口病と一緒で、呼吸器や便からの感染力が強く、症状が治ったあとでも数週間はウイルスが排出されるので注意が必要です。