桜は日本の国花だって知っていましたか
まもなく桜が咲き出すころになりますが、桜の花が国花であることは知っていましたか?
調べてみますと国花は桜と菊が該当するようです。
国花ということで海外にもたくさん寄贈されています。
有名な場所を紹介しようと思います。
アメリカ
アメリカへの桜寄贈は,タフト大統領夫人,紀行作家シドモア女史,アドレナリンやタカジアスターゼで有名な高峰譲吉博士,尾崎行雄東京市長をはじめとする多くの方の尽力により実現しました。
1909年,尾崎行雄東京市長(当時)は日米親善を祈念し,桜を米国に寄贈しましたが,これには害虫がついていたことが発覚し,現地で全て焼却処分になってしまいました。
1912年,再度贈られた約3,000本の桜は,無事米国に到着し,同年3月27日にタフト大統領夫人と珍田大使夫人によってワシントンDCのポトマック河畔に植樹されました。
このように桜寄贈,植樹は,日米友好関係の一層の発展を心から願った多くの個人,団体の尽力によって実現しました。
桜の開花時期には百万人の人が集まり、桜の開花を祝っているそうです。
中国
中国の武漢にある武漢大学ではおよそ200メートルほどの桜並木に1000株以上の桜が植えられている。花見の季節になると、連日、1万人以上の人が訪れる、中国では有名な“桜の名所”なのだ。
武漢大学の桜は1939年に植えられた。一説によると、当時中国に駐留していた日本軍兵士の士気を上げることが目的にあったともされている。そして戦後、田中角栄元首相が中国の周恩来元首相の夫人トウ穎超に贈ったものを、トウ穎超はこれを武漢大学東湖公園に寄付したという記録も残っています。
カナダ
カナダのトロントに1959年に東京都からソメイヨシノが寄贈されました。
また2000年から2012年まで在トロント日本国総領事が指揮を執り桜プロジェクトが行われました。
この桜プロジェクトにより3000本もの桜の木が植えられたそうです。
まとめ
こんなにも世界中に寄贈されて、日本の桜を見ることができるなんて知りませんでした。世界中で愛されている桜の開花を楽しみにしたいと思います。