卒業式に歌われている曲が昔から変わっているらしい
受験シーズンも終わりに近づき、卒業式が開催される日が近くなって来ています。
昔は卒業式で歌われる定番曲というと、「蛍の光」や「仰げば尊し」でした。
最近も定番で歌われている曲とばかり思っていましたが、別の曲が歌われているようです。
蛍の光について調べてみると、原曲はスコットランドの民謡であり、スコットランドでは年始・披露宴・誕生日などで歌われているようです。
作詞は稲垣千穎さんという方で、教育者、歌人、唱歌作詞者、教科書編集者と様々な事にあったそうです。
明治から昭和、及び平成の初頭にかけては、学校の卒業式においてしばしば歌われた定番の曲であり、2010年代後半の現在でも30代以上の世代を中心として多くの日本人の記憶に残る歌である。
卒業式の合唱曲を「仰げば尊し」から「旅立ちの日に」、「贈る言葉」、「さくら 」(森山直太朗の曲)といったその時々の流行曲に変更する学校も増えてきたようです。
「仰げば尊し」の使用が減った理由としては、歌詞が古語を多く含む文語調であるため、特に古文の学習前の小学生にとっては分かりにくいということが、背景としてあるようです。
「贈る言葉」はドラマにも使用されていたので、みなさんもご存知だと思いますが海援隊というグループが歌っていた曲です。
海援隊には武田鉄矢さんもいて、この曲を作詞しているそうです。
最近歌われている「旅立ちの日に」は、埼玉の中学校教員が作った合唱曲です。まさか教員が作った合唱曲だなんて知らなかったので、ビックリしました。